【ライフイノベーション研究所】岩澤卓弥研究助手が日本糖尿病学会中部地方会若手最優秀演題賞(研究発表の部)を受賞しました

日本糖尿病学会中部地方会が2026年9月5日、6日に開催した第100回日本糖尿病学会中部地方会において、ライフイノベーション研究所の岩澤卓弥研究助手が、若手最優秀演題賞(研究発表の部)を受賞しました。

【題目】

イメグリミンは血管リモデリングを抑制する

【岩澤卓弥研究助手コメント】

糖尿病では、血糖値の上昇だけでなく、動脈硬化をはじめとする血管障害が生命予後を左右する重要な合併症となります。本研究は、新規糖尿病治療薬であるイメグリミンが、血糖を下げる作用だけでなく、血管そのものを保護する作用を有するのではないかという着想からスタートしました。研究の結果、イメグリミンが血管平滑筋細胞の過剰な増殖を抑制するとともに、マウス血管障害モデルにおいて血管壁の肥厚(血管リモデリング)を抑制することを明らかにしました。さらに、その作用機序の一つとして、細胞内のエネルギー代謝を制御する作用が重要であることが示唆されました。

このたび、第100回日本糖尿病学会中部地方会において若手最優秀演題賞という大変名誉ある賞をいただき、本研究の成果を評価していただけたことを大変光栄に思います。また、本研究を進めるにあたりご協力いただきました共同研究者の皆様に、心より感謝申し上げます。

今回の成果は、イメグリミンが血糖降下作用にとどまらない血管保護作用を有する可能性を示すものです。今後は他の機能性成分の探索やその作用機序をさらに明らかにするとともに、本研究を糖尿病に伴う動脈硬化性血管障害の予防や新たな治療戦略へとつなげられるよう、研究を発展させていきたいと考えております。

Iwasawa_sensei

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